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IEEE 802.1 AVB。 

オーディオインターフェースを選ぶ時、USBにしようか、それともThunderboltにしようか、みたいなことを悩んだりすると思うのですが、LANケーブルでオーディオを扱うという規格も民生用で広まりつつあります。IEEE 802.1 AVB (Audio Video Bridging)です。最近では、DanteやMADIを採用してきたRMEもAVB対応のインターフェースを発表したようです。

Ethernetを使うわけですからAVBの伝送速度がそれなりに速いのは想像に難くないと思いますが、面白いのはオーディオインターフェースがネットワーク上にあるのでMacでコントロールできるのはもちろん、iPhoneやiPadといった同一ネットワーク上の複数の端末からコントロールが可能というところです。

オーディオインターフェースを購入すると、普通はメーカー毎のミキシングアプリをインストールしますが、AVBを使う場合そういった専用アプリのインストールは必ずしも要せず、ネットワーク上のMacやiPadといった端末からsafariやFirefoxみたいなブラウザでオーディオインターフェースにアクセスして、ブラウザから操作を行うことができるのも面白い点かもしれません。

なんといってもLAN端子を使用するので、例えばメインマシンを買い換えたとしても接続できない、みたいな状況が生まれにくいのも嬉しいポイントかもしれません。

難点も今はまだあって、MacはAVBに標準対応しているのですが、USBやThunderboltで接続した場合はオーディオ環境設定からすぐに出力デバイスとして選択できるのと比べると、LANケーブルで接続している場合はオーディオMIDI設定からネットワーク装置としてAVBデバイスを認識してあげる必要があったり、ちょっとDTM初心者にはとっつきにくい感じもあるかもしれません。

AVBは、既存のEthernetを用いた規格であるDanteなどと同様に512ch(48kHz)という多チャンネル伝送に対応していて、AVBに対応したインターフェースをLANケーブルで接続することでIn/Outをどんどん増やせるのも、Liveなどで使うには本当に役立ちそうです。ADATも簡単にIn/Outを増やせて便利なんですけどね。

といっても、現状AVBを搭載したインターフェースはThunderboltやUSBも一緒に搭載しているものが多いので、そんな接続方法もあるのか、程度の認識で十分なのかもしれません。

そんなわけで、AVBを搭載したオーディオインタフェースを導入しています。
半分くらいはAVBを勉強しておこう、という感じなのですが笑。

オーディオインターフェース。 

Macで音楽制作をされている方にとって、Macの入替につきまとうのがオーディオインターフェースをはじめとしたハードウェアの変更ですよね。頭を悩ませる方も多いのではないでしょうか。

僕はというと、Mac mini 2018を勢いで入手してみて、さてオーディオインターフェースはどうしようか。と今更考えている感じです笑。というのも、Mac miniにはThunderbolt3(USB-C)かUSB3しか端子が備えられておらず、さすがにFirewireのインターフェースを使う気にもなれません。

これまで使っていたiMacはFirewireとThunderboltの両方が接続できていたので、一昔前のインターフェースを接続して遊ぶ、みたいなことができていたのですが笑。

Thunderbolt3のインターフェースの場合、Universal Audioで考えるとArrowやApollo Twinなんかもホームユースでは悪くないかもしれませんが、いかんせん入出力が弱すぎます。ギターやボーカルを録ってヘッドフォンで聴くだけ、というなら問題ないのかもしれませんが、僕の場合PS4 Proのサウンドも扱ってくれないと困ります笑。

そんなことを思いながら思案中です。

Mac mini 2018。 

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やっと注文していたMac miniが届きました。
第一印象は、黒い、でしょうか。
iMac Proと同じスペースグレイなんですよね。

CPUはCorei7に変更しました。
Mac mini 2018の場合、メモリは購入後自分で換装することができますが、CPUやストレージの変更はできません。ストレージに関しては、どうせ外付ストレージを使用しますから、システムだけ起動してくれれば結構、というスタンスで128GBのままにしつつ、CPUにだけは投資しておこうという考えです。

メモリに関しては、買って即載せ替えても良かったのですが、あまり金額も変わらないしな、ということで16GBまではCTOで増設しました。

Mac miniの場合、GPUはIntel UHD Graphics 630ということでGPUを独立して搭載していません。最近ではAppleも共同開発した外付けグラフィックボードであるBlackmagic eGPUなどもありますから、用途に応じて足してください、ということなんだろうと思います。実際、過去のMac miniではメモリを増設するとVRAMも増加していたのですが、Mac mini 2018ではそういったこともないようです。音楽関係で使いたい場合にメモリを増設してVRAMが増えても仕方ないですからね笑。

ゲームといえばiOSの崩壊3rdくらいしかプレイしていませんので、しばらくはeGPUを導入するつもりもないのですが、このいつでも増設できるというのはMacユーザーにとっては貴重な感覚です。期待されている新型Mac Proもモジュール式で用途に応じてカスタマイズ可能という噂ですから、Mac miniは日常用途、音楽制作、映像制作といったユーザーによって異なる用途に応じて様々なカスタマイズが可能なMacのコアになるパーツという印象です。

Mac ProやiMac Proと違って最小構成のカスタマイズを探ることができるのが最大の魅力な気がします。


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リアパネルの充実具合はそういった拡張性を感じさせます。
Thunderbolt3(USB-C)が4つにHDMI 2.0に加えてUSB3を2つを装備しています。
インパクトがありそうなのは4口のThunderbolt3でしょうか。

完全移行までの間はiMacも並行して使用しており、現在はThunderbolt3はDisplay Portの液晶ディスプレイに接続されています。これから何を接続するか考え中です。

あ、あとMac mini本体に装備されたヘッドフォンアウトは使い物にならない感じなので注意笑。
無償修理になりそうなくらいのクオリティなのでオマケ程度に考えるのが吉。

Mac mini (Apple サイト内)

ちょっとひと段落。 

並行して進んでいた案件の1つに出口が見えてちょっとひと段落。

発売前の機材に触らせて頂く機会に恵まれることもあるのですが、たまにレビューを書いたりするときはなかなか気を遣います。というのも、個人的にはやはり実際触って自分なりの答えを見つけてほしい、という思いがあり、一方でメディアとしては触らずとも、読んだだけであたかも触れたかのような印象があった方がいいんだと思います。玉虫色の文章よりも、読者は1つの答えを求めている、というのもよく分かるところです。

blogでの立ち位置としては、僕がナイスだと思ったものについて書こう。ということで一貫しています。
その中にもし興味のあるものがあれば、実際に触ってみて頂ければ嬉しく思っています。

やや意外。 

Fractal Audio Systemsのデジタルアンプシミュレータをお使いの方から、他になにかいいものはないか、というご相談を受けました。個人的には、FASの製品はインターフェースも十分わかりやすいですし、成果物のクオリティも問題はないはず、なのになぜなのか。もちろん使い方の点で問題があれば、違う機種ならもっと分かりやすいのではないかと思うのも納得なのですが、使い方にはおそらくそう問題はないはずであろうと。

ひょっとして、とよくよく伺ってみるとリアルのアンプを使いたいのかな、という印象。

やはりデジタルは便利さ優先で選択すべきものなので、リアルのアンプに回帰するのもよく分かります。

かといって日頃爆音で鳴らせるスペースがあるわけもない、となればスピーカーシミュレートをお勧めするのは当然の流れなのかもしれません。やはり何より実際のアンプのツマミを操作して音が変わるというのは大きな実感を伴うものです。

デジタルアンプシミュレートでいいじゃんと割り切るのと、やっぱりアンプだというのは、かなり決定的な分水嶺のような気もしますが、ソフトウェアベースでスピーカーシミュレートをするのはそれほどコストもかからないので、大上段にスピーカーシミュレートをするならデジタルロードボックスを用意せねば、となるのは早計、ともいえます。

どのように日頃ギターと接しているかによって答えが分かれるところでもあり、悩まれている方のために少し記事を書いてみてもいいのかなと思った次第です。