Victor HA-MX100-Z。 

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オススメのモニターヘッドフォンは何ですか?というメールを頂いて、あれ?前に載せなかったっけ?と思ったら、消えていたので再掲します。初出は2016年です。


数台ある手持ちのSONY MDR900STもくたびれてきたし、そろそろモニターヘッドフォンを変えようかな…と思っていたところ、SONY MDR-CD900ST, JVC HA-MX10-B, JVC HA-MX100-Zを並べて聴く機会に恵まれ、MX-100Zのクオリティに驚いてそのまま入手してしまいました。

HA-MX-10Bの話はよく聞いていて好感触だったのですが、ちょうど2016年の春にハイレゾに対応しつつアップデートしたHA-MX100-Zがリリースされていたんですね。実はテストするまで知りませんでした。

比べて聴いてみると、SONY MDR900STはやはり聞きなれた低域の少ない音で、しっかりしすぎていない作りもプレイヤーが使う場合に片耳を少し外して聴いたりするときにも便利、といった感じで、JVCのヘッドフォンはプレイヤー寄りというよりは、ミックス等の確認にも使用できるような明瞭な音像と立体感が特徴かなと思います。作りもしっかりしていて、じっくり聴くにはJVCに好感触を覚える人は多いだろうと思います。一方、たしかによく聴こえすぎて長時間弾きながら使うには疲れてしまうところもあるかも、というのもよく分かります。

作りながら使うにはSONY、作った後で確認するのはJVC、という感じでしょうか。僕自身、SONYのヘッドフォンは長いこと使っているので、当然好感触を持っているのですが、また違った意味でのモニターヘッドフォンとしてJVCのヘッドフォンはとても良いと感じました。自分のペースで弾きながら、そして音を確かめながら制作を行うようなDTMユーザーにはかなりいいんじゃないでしょうか。

これまで、SONYのヘッドフォンでもっと色々聞こえるようにと改造したりもしてきましたが、スタジオユースだっていうことが前提なのに改造していて意味があるのか?という自問をするところもありました。そういう必要なく、不要な色付けのなくきちんと聞こえるヘッドフォンというのは貴重な存在だと思います。

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JVCのヘッドフォンでも、新旧モデルを聴き比べるとかなり違いがあることに気づきます。
スペックはあまり気にしないほうがいいのですが、ハイレゾ対応ということで40,000Hzまで向上した高域ですが、ハイレゾ音源に限らず明瞭感の向上に繋がっていると思います。また、比較して感じたのは高域が増えたというよりは、各帯域の繋がりが良くなったような印象で、逆にフラットに感じています。比べてみないとわからないと思いますが、ケーブルも新型の方が少しだけ太いものに変更されており、MDR900STの弱点の一つとも言われていたLRのセパレーションを向上させる4芯接続になっているようです。昨今、ヘッドフォンユーザーの間で流行している、交換式のケーブルを採用しないというのもバランスの良さに対する自信の表れかもしれません。

--加筆--

入手後、色々な方に聴いてもらっているのですが、普段ヘッドフォンで聴くような音像とは少し違ってモニタースピーカーで聴く音に近い、というギタリストの方もいました。今回ご相談のメールを下さった方も普段はSONY MDR900STを使っていて、モニターのサウンドとの違いによる違和感を訴えていらっしゃったのでこのモデルはなかなかいいのかな、と思った次第です。

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