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CAE Dual/Stereo Mini Mixer。 

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Custom Audio Electronics Dual/Stereo Mini Mixerについては、かなり昔に詳しく解説したのですが、過去記事を削除してしまって現在閲覧頂けない状態ですので、改めてまとめてみたいと思います。

Dual/Stereo Mini Mixerは、1UタイプのCustom Audio Electronics Dual/Stereo Mixerのハーフラックサイズバージョンです。

デュアル/ステレオミキサーの名前の通り、2基のステレオラインミキサーが収められた機材です。基板は2基の5in ステレオミキサーとして配線できるようにデザインされており、ハーフラックの場合でも、実は1UのDual/Stereo Line Mixerと全く同じ基板が収められていますが、リアパネルの面積が少ない分それぞれ3inの配線がなされています。

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こちらは1UのDual/Stereo Line Mixerの内部です。
赤いコンデンサーが見えると思いますが、1入力につき1つ配されており、LRの5inミキサー2基ということで20個配線されています。通常のDual/Stereo Mini Mixerでは3入力なので12個しか配線されていません。中にはちゃんと20個配線されているものもあります。

構築するギターシステムの規模に応じて要求されるIn/Outの端子の数も異なりますので、3inで十分な場合にはMini Mixerを使用することが考えられます。システムの構成に応じて、in/outの端子の配置やファントム電源を確保するためのカスタム仕様となっているものもありますので、注意が必要です。

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リアパネルはこんな感じです。

上段がL, 下段がRで、Mix1 In1〜3とMix1のOut、そして同様にMix2 In1〜3とMix2のOutが並んでいるのが分かると思います。

一番右の端子がExp. Outと呼ばれる端子で、In1に入力された信号をパラアウトすることができます。何に使うかといえば、アンプのエフェクトループのSendをMix 1 In1に接続して、Exp. Outでアンプの信号を他の空間系エフェクターへ入力して、エフェクターの出力をMix 1 In2に入力するっていう感じです。そうすると、空間系エフェクターのデジタルミックスを行うことなく、ラックミキサーでアンプの信号と空間系エフェクターの信号とをアナログでミックスすることが可能になります。4x4をはじめとしたオーディオスイッチャーを用いれば、Exp.Outを使用する必要はないのですが、小規模なシステムでは有用です。

Mix1のOutは、内部でMix2 In1に接続されていますので、Mix1でアンプのSendの信号とコーラスの信号をミックスしたMix1の信号にさらにディレイをかけるという作業をする際に、Mix1 OutをわざわざMix2 In1に接続する必要はありません。

こういったサウンドメイクは、今ではFractal Audio Systems Axe-Fxなどのルーティングの自由度の高いデジタルエフェクターでは簡単に行うことができますが、アウトボードのエフェクターをギターシステムに取り入れる場合には今でも便利です。

CAEのミキサーは通常のミキサーと異なり、PanやEQなどが付いていないシンプルな構造がギターシステムでは魅力ですよね。ルーティングのバリエーションが色々ありますので、その辺りを考えるのが面白いところでもあります。

最近ではRJM Mini Line Mixerなどペダルボードでも使えるミキサーもありますので、そういった機材を用いれば同様の考え方をペダルボードでも活かすことが可能です。


コメント

はじめまして。
Miniと1Uどちらも所有しているのですが、
音質的にはどちらも原音に忠実とは言えず中域が前に出てしまいます。
もう少し原音に近くなるよう改造したいのですが、何かアドバイスを頂けないでしょうか。
よろしくお願いします。

コメントありがとうございます!

はじめまして。

本体も改造せずに済んで一番簡単なのは、オペアンプを変えてみることだと思います。
CAE Mixerは通常Texas Instruments TL074CLが搭載されているかと思いますが、こちらはよくオーバードライブなどにも採用されるミッドに特徴があるTL072の4回路バージョンなので、エフェクターと違って音を積極的に変えようとしていないミキサー回路に搭載されている場合でも、ご指摘の通り中域が前に出る印象もあります。

Analog DevicesやNational Semiconductor, BurrBrownみたいなオーディオ的にも高評価のメーカーによる4回路オペアンプを試してみるのもよいかと思います。CAEでも製品によっては上記のようなオペアンプが載っていることはありますし。

最終的な出音が好みになるように色々と試してみるのが面白いと思います。

アドバイスありがとうございます。

確かにオペアンプの特徴が出ているかもしれませんね。
一応、中身を確認したところMiniも1Uも TL074系でした。
Barr Brown辺りが入手し易いと思われるので、まずはこの辺から試してみたいと思います。
ありがとうございました。

アンプのSend/Returnを使う以上、多少なり音は変わってしまうところがありますので、大事なのはトータルでの音作りなのかなと思います。4558で有名なJRCの4回路オペアンプも、乾いたエッジ感が良かったりします。

Send/Returnを使わないとすると、Dry/Wetを分けるシステムになりますので、それはそれで運搬やスペース、PAとの関係で不都合も出てくるところかと思いますので、音が変わってしまうことはポジティブに捉えていくことが大事なのではないかと思います。色々試してみてください!

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