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原理主義的なシステム。 

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ちょっと足りないものを秋葉原で調達したりしましたが、ラック自体は2日くらいでほとんど完成。

4Uラックで、

MXR MC403 Power System
スライディングトレイ
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Custom Audio Electronics 2x4

という潔い構成です。

モノラルラックだと思っていたら、実はステレオや3wayにもなる仕様になりました。


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スライディングトレイの密度がわりと高いかもですね。
2Uスペースに9個のエフェクターが配置されています。

CAE 2x4のLoop1から接続順に、

Suhr Koji Comp
Roger Mayer VooDoo-1
Maxon SD-9
Maxon OD-9
Fulltone Octafuzz
Arion SCH-1
Foxrox Aqua Vibe

といった面々がプリアンプ前に接続されています。

ギターが2x4のインプットに接続されて、上記のループを介してCAE 3+SEに接続されます。
3+SEのアウトはラックに戻ってきてMXR SmartGateに接続されて、その後Eventide TimeFactorに入力されます。

その間、足元までVol.Pedalが引き回せるようにリアのジャンクションボックスにワイアリングされています。

冒頭の画像は、僕がCAA OD100とTwoNotesでテストしていた時のものです。


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オーディオコントローラーはCustom Audio Electronics 2x4。

それぞれ4つのループを持つChain A, Bで合計8ループ、ラッチのコントロールは4系統出せる、という多機能オーディオコントローラーです。4x4との違いは、リレーを使っているというところでしょうか。4x4はフォトセル(opto resistor)を使ったループで、ちょっとやはり古くてBradshawによればリレーを使う場合と比べて8倍コストが掛かるとのことですが、スイッチング時のノイズが少ないのと、4x4ならではのサウンドがメリットです。

もっとも、最近の時流はリレーです。現在市場で流通しているスイッチャーの全てといっていいほどが物理的にスイッチングを行うリレー回路を使っています。RJMなどはリレー開閉時のノイズを抑えるためにClick Stopperという超短時間、信号をGndに落とすようなデザインがされていたり、各社様々な方法でリレーを使いながらノイズを抑える手法を取り入れています。フォトセルを使った4x4をデザインしたCAEも、2x4をはじめ最近のスイッチングシステムではリレーを使っています。2x4の場合は、インアウト両方にリレーを搭載することでノイズ対策をしています。

フォトセルを使っている場合、経年劣化でループが機能しないことも多いので、4x4を中古で入手する際には注意が必要です。扱い方が分からない方も多いので、動作確認なんてされてないことの方が多いですからね笑。

2x4のもうひとつの特徴は、フロントインターフェースが非常に充実したデザインとなっていることでしょうか。
インアウトがフロントにも引き出されているほか、BufferのOn/Offも可能です。これが肝のひとつ。

Switched Outは、ラッチコントロール1, 2をオーディオスプリッターとしても使えるという機能です。(該当するラッチコントロールを使う場合は使用できません) オプションでトランスを搭載してアイソレートされている場合はアンプセレクター的に使ったりもできたりとなかなか充実しています。そういえば3wayにもなりますね。

このシステムについてはデザインの段階から色々と打ち合わせをしたのが感慨深いです。
当初はペダルタイプのBlackcat Vibeが入っていたのですが、電圧やサイズの問題でFoxrox AquaVibeに変更になったり。

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このシステムが志向するのは、いわゆるクリスタルなクリーンがどう、というよりはJimi HendrixやMichael Landauを彷彿とさせるようなサウンドでしょうか。元々、オーナーはFractal Audio Systems FX8でやりくりしようと考えていたところ、やはりこれではダメだということでリアルのペダルを使うことにした、という経緯があります。ディレイに関してはEVENTIDEを採用して省スペース化を図るあたりがかろうじて現代人ぽさを醸し出しているかもしれません。

僕自身も、テストの際はキャビにも繋ぎますがTwoNotesに繋いでいて、ラインレベルでもやはりアナログのペダルのサウンドはいいな、と思うことが何度もありました。それは、決してノブを手で触っているからこその幻想ではない良さだと思います。ラックエフェクトも、デジタルでビッグラックのサウンドを再現できるような領域になってはいますが、アナログのラックの良さは日頃感じているところですし当然といえば当然なのですが。

そういえば、以前Bradshawに教えて頂いたことといえば、ラックケースとボードの双方にエフェクターを入れるのはナンセンスだ、ということでしょうか。ラックならラック、ボードならボードにした方がまとまっていてよいという趣旨だと思いますが、確かに触らないといけないものは一箇所にまとめてたいところです。

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このシステムでは、MIDIコントローラーはCAE RS-10 MkIIを採用していて足元にはこの他にWahやVol.Pedalのみと、Bradshawの教えが守られています笑。Pre/Postのエフェクトをあるべき場所にまとめれば足元にはペダル、ラックにはポストエフェクト、となるのも自然だと思うので、最終的には自分がどうしたいか?というビジョンに従うべきだと思っています。

以前は、LexiconとSE70で空間系とコンパクトっぽいサウンドをラックに入れて、ミキサーを使うシステムをお勧めしてきましたが、TimeFactor以降色々と便利なエフェクターが登場してきて、必ずしもラックディレイである必要がなくなり、ミキサーも別になくてもいいかな?という状況になってきて改めてペダルオンリーのラックというのも面白いなと思うところです。

ペダルオンリーのラックだと、ボードでいいんじゃないか?という気もしてきますが、同じようなことをボードでしようと思うとやたら重いことになるので意外にラックの方が楽なのかなとか。


MIDIケーブルについて

MOGAMI 2319について

RS-10 Mk2について

MXR CAE MC403について

ラック裏について

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